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えんかすく

どうにかして生きていく

久しぶり

ちょっとビックリしている。

 いま乗っている電車について書くのもなんだか危ない気がするが、その判断がつかない程度に驚いている。
 比較的すいている電車内。朝の人間テトリスと違って、肩のぶつからない程度で家路を急ぐ会社帰りとかコンサート帰りだとかが、つり革をつかんでスマートフォンの画面を眺めている。私も例に漏れず、更新しなくなって久しいこのブログを眺めていた。
そんな中、隣にたっている女性がチラチラと後ろを見ているのに気がついた。それも尋常でない勢いで。
 痴漢か?こんな空いてる中で?と思い横目で確認したが特に誰が触っている様子もなかった。それで、まあ何か当たったかしたのだろうと、スマートフォンを眺める作業に戻った。
 しかし、また、その女性がグワッと振り替えってうしろをにらむ。それで、これはいよいよ変態が現れたのだと思って見ると、そこにはやっぱり何もない。
 不思議に思い電車の窓の反射を利用して様子をうかがうことにした。
 また、女性が振りかえる。しかし、その前後で女性の臀部に触れるような怪しいやからは居らず。女性の背後にいる男は手に持つスポーツ紙にくぎづけだった。
 いったい、女性がどんな感覚をうけたのか知らないが、誰もなにもしていない状態で、女性は嫌らしい男性性に溢れたお手々でおしりを触られた、と勘違いしたのだ。
 女性は何度も後ろを振り返り、うすぎたない男性ハンドを探そうとする。しかし、見つからない。当たり前だ、誰も触れていないのだから。
 獅子舞のように頭をふり続け、彼女の長髪は乱れていく。というのは私の憶測で横目では確認できなかったが、ともかく、それぐらいの勢いがあって驚いた。不信というのは人をここまでさせるのか