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えんかすく

どうにかして生きていく

合コン

夜は寒いのに若い人たちは活発で、お前も合コンに来いというセンパイの命を受け夕方の新宿を歩き回らなければいけなくなった。これからの私の話より、皆、合コンの結果に興味があると思うから先に顛末を書けば、人数不足で中止。南無三。

まあ、仮に開催となっても明日は早くから仕事だから、どのみち何もなく、さっと帰っていたのだろうが…

ともかく、私は人から評価されるというのに異常に恐怖していて、それは講評や、サークルの発表会でもそうだった。自意識過剰というのが大きいのだろうが、もっと酷いのは、私が言葉で解体される場に居たくないという気持ちである。言葉に対する信用が一切ないのだ。言葉になれば、私は誤解され簡単に覆される。怖くてしょうがない。だから実は、発話したり、日記の文章を練り上げるのも、苦痛だったりする。

そんな私が合コンなどというものに行けば結果は明らかだと思っていた。つまり、ジャッジされることを恐れ、奇行に走るというありがちな奴だ。それで、私は今まで出来る限りそういった場を避けてきたのだが、世話になっている人の好意を無下にしてまで貫くほどの方針ではないため、初めてであることを断って参加する運びとなった。いや、開催されなかったんだけどさ。

初めてだし、迷惑をかけていいほど親密な相手ばかりでないので、取り敢えず合コンというものを調べ倒してから参加しようと、いろいろgoogleさんで検索、検索。なるほど大学生と社会人の合コンは違うらしい。落ち着いたイメージなのか、と胸をなでおろしかけたが、ノリが大事という一文を読んで恐怖。どうも社会人の合コンでも結局ゲームとかするんじゃないか。なんだ、誰だ社会人の合コンはワンランク上と書いた奴は。

ダメだダメだ。私は星野源私は星野源

しかし、みんなでワーキャーはどうしても慣れない。あと、みんなが音楽やら映画やらの何が好きって話も具体的な名前を何一つ上げられなくて辛い。そんなもの曖昧なままがいい。いやしかし、そうでないと話を掘り下げられないんだから、掘り下げられそうなもをの一つくらい上げればいいんだ。黒澤清とか。いや黒澤清なんかダメだ。なんだ、何がいいんだろうか。ローコンテクストで語れるもの。岩井俊二トレマーズといっていたし、ダイハードとかで良いのかな。語感もよく似てる。なんていうか、実際優れてると語れる映画はみんながハッピーな気がするので、それで良いのだろう。そういえば斎藤工が秘宝の連載で、トレマーズのポエムみたいのを書いていた記憶があるのだが、やっぱり斎藤工も、具体的なタイトルが出ないから、岩井俊二に頼ったんじゃないだろうか。そういう意味で偉大だ、岩井俊二

それで「合コンのゲーム」という文章でパンクしてしまって、明後日の方に思考がとんだので、昨日は、じゃあ実際「合コンのゲーム」とは何か、という所まで考えが行きつかなかった。行きつく体力がなかったというのが実際だけれど。

だから、今日私がどうするつもりだったかというと、酒をかっくらって、誰よりも早くブラックアウトという作戦を練っていた。つまり、

  1. 10時には電車に乗って帰る旨を話す。
  2. 最近、酒で記憶がよく無くなると話す。
  3. 酒をかっくらう。

中止になってよかったとつくづく思っている。